昼カラオケで…12人が変異ウイルスに感染 千葉[2021/03/15 20:26]
千葉県では県内の「カラオケ店」を利用した12人が新型コロナウイルスの変異ウイルスに感染したことが分かりました。変異ウイルスによるクラスターは県内で初めてです。
クラスターが確認されたのは千葉県内のカラオケができる飲食店です。
利用客で60代以上の男女12人が新型コロナの変異ウイルスに感染しました。
12人は地域の仲間同士で、いわゆる「昼カラオケ」に来ていました。
県は店の換気やマイクの消毒など一般的な感染対策がされていなかったと見ています。
県内で変異ウイルスのクラスターが確認されたのは初めてです。
変異ウイルスの詳しい型は分かっておらず、国立感染症研究所の解析を待っているということです。
千葉県で他にも5人の変異ウイルス感染が明らかになり、15日だけで17人の変異ウイルス感染が確認されました。
全員、海外の滞在歴はないということです。
これで県内の変異ウイルスの感染者は合わせて21人となりました。
県は「カラオケ店の特殊な環境がクラスターの原因であり、市中感染のリスクが高まっているのかは正直、分からない」と話しています。