組織委が女性理事を増やして初の理事会[2021/03/23 02:04]

 女性の理事12人が加わり新体制となった組織委員会の理事会が開かれ、新理事となった高橋尚子さんらが意気込みを述べました。

 22日の理事会には橋本会長就任後に新たに選任された女性理事12人全員が参加しました。

 新理事の1人、シドニーオリンピックの女子マラソンの金メダリスト・高橋尚子さんは「大会への人々の気持ちが少し離れている」などと述べたうえで「すべてのアスリートをつなぎながら発信できればいい」と意気込みを述べました。

 これに先立って講演した新理事で、中京大教授の來田享子さんは「東京大会は日本社会の男女不平等解消の契機とすべきだ」としたうえで、組織委員会が取り組みをまとめて世界に発信すべきだと訴えました。

 また、理事会では海外からの大会ボランティア約2300人については観客と同様に受け入れを断念することが決まりました。

 一部の専門的なボランティアには入国の特別措置を取って活動してもらうということです。

▲このニュースはテレビ朝日が開発した「AIxCGアナウンサー 花里ゆいな」がお届けしています。

こちらも読まれています