葛飾区で個人情報流出か 委託先サーバーにウイルス[2021/03/24 21:54]
東京・葛飾区は街づくりなどの業務を委託した民間企業のサーバーがウイルスに感染し、約2万7000人の個人情報が流失した可能性があると発表しました。
葛飾区によりますと、コンピューターウイルスに感染したのは区が業務を委託をしている千代田区のシンクタンク事業会社「ランドブレイン」のサーバーです。
先月23日、データを暗号化して金を要求するランサムウェアと呼ばれるウイルスに感染しました。
ランドブレインは葛飾区から住宅密集地の道路幅を広くする事業などを受託していて、感染で密集地の住宅の所有者の氏名や住所など約2万7000件の個人情報が流出した可能性があるということです。
ランドブレインは「感染の原因は調査中で再発防止に努める」としています。
また、他の自治体の業務も受託していることから、さらに多くの個人情報が流出した可能性があるかどうか調査しています。