歌会始の儀 アクリル板とオンラインでコロナ対策[2021/03/26 12:18]

 新型コロナウイルスの影響で延期されていた新年恒例の「歌会始の儀」が皇居で行われ、一般から入選した和歌や天皇皇后両陛下の歌が披露されました。

 今年のお題は「実(じつ)」で、両陛下や皇族の和歌が披露されるほか、全国から寄せられた約1万4000首から選ばれた一般の入選者の10首が披露されます。

 天皇陛下は「人々の 願ひと努力が実を結び 平らけき世の 到るを祈る」と、感染の収束を願う気持ちを詠まれました。

 「歌会始の儀」は1月15日の予定でしたが延期されていました。

 今月26日は室内にアクリル板が立てられたほか、一般の入選者のうち1人はモニターを使って住んでいる福井県からオンラインで儀式に参加しました。

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