栃木県の聖火リレー終了 対策徹底し密集回避[2021/03/30 06:09]

 東京オリンピックの聖火リレーは29日に栃木県の日程を終えました。ゴール付近には多くの観客が詰め掛け、混雑が予想されたイベントは中止になりました。

 栃木県の最終走者はバスケットボールの地元プロチームに所属する田臥勇太選手で、ゴールの県庁付近には多くの人が集まりました。

 密集状態を避けるために事前に一部の歩道を通行止めにするなどの対策が取られました。

 また、宇都宮市では聖火ランナーが走る前に意気込みを語るイベントが予定されていましたが、混雑が予想されたために、当日になって中止になりました。

 全体として大きな混乱はなかったということですが、28日は足利市の2カ所の沿道で観客が密集状態になるなど、課題は残っています。

 聖火リレーは30日、群馬県に入ります。

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