空手女子代表のパワハラ訴え 丸川大臣が連盟に要望[2021/03/30 17:06]

 東京オリンピックの空手の日本代表・植草歩選手(28)が代表チームの強化委員長からパワーハラスメントを受けたと訴えている問題で、丸川オリンピック担当大臣が全日本空手道連盟に対して「選手一人ひとりが尊重される体制作りに尽力頂きたい」と述べました。

 五輪担当・丸川珠代大臣:「我々にとっては初めて五輪の種目になる空手でありますので、組織におけるガバナンス、選手一人ひとりが尊重される体制作りについて競技連盟の役員には細心の注意を払い、尽力頂きたい」

 東京オリンピックの空手女子組手の日本代表・植草選手は、稽古中に代表チームの強化委員長の男性(65)から竹刀で顔面をつつかれてけがをしたなどのパワハラの被害を訴えています。

 連盟は「行き過ぎた指導がなかったかどうか、双方の主張を丁寧に確認したい」としていて、31日にコンプライアンス問題を調査する倫理委員会を開くということです。

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