“桜”会費問題　安倍前総理と秘書ら3人を不起訴

　東京地検特捜部は「桜を見る会」の前夜祭の費用を巡り、ホテル側からの値引き分を収支報告書に記載していなかったなどとして政治資金規正法違反の容疑で新たに刑事告発されていた安倍前総理大臣ら4人を不起訴処分としました。

　安倍前総理と元公設秘書ら3人は桜を見る会の前夜祭の費用を巡り、会場となったホテル側から値引きによる寄付を受けたにもかかわらず、収支報告書に記載していなかったなどとして政治資金規正法違反の疑いで1月に刑事告発されていました。

　東京地検特捜部は今月30日、安倍前総理と元公設秘書ら3人を不起訴処分としました。

　理由については「前夜祭の値段の決め方について値引きと評価できる証拠が十分になかった」などとしています。