厚生労働省 23人の会食問題で20人を処分[2021/03/30 22:32]
厚生労働省の職員23人が深夜まで課の送別会を開いていた問題で、厚労省はこのうち20人を処分すると発表しました。課長は事実上の更迭です。
厚労省によりますと、24日、老健局老人保健課の職員23人が東京・銀座の飲食店で深夜まで送別会を開いていました。
厚労省はこのうち、20人の処分を発表しました。
老人保健課長は減給1カ月で、大臣官房付に異動させます。
事実上の更迭です。
このほか課長補佐や係長など14人を訓告、主査など5人を注意・指導の処分としました。
あとの3人は自治体からの研修生のため処分はしないとしています。
田村憲久厚労大臣:「23名という非常に多い人数で、ちょっと常識では考えられません。そういうもの(送迎会など)をやめて下さいとお願いしている立場で、そのような自分らが行動をしたということはこれはもう許されないことであります」
田村厚労大臣は2カ月分の給与を全額返納するということです。