厚労省 23人が深夜まで送別会 職員20人を処分[2021/03/31 06:12]

 厚生労働省の職員23人が深夜まで課の送別会を開いていた問題で、厚労省はこのうち20人を処分すると発表しました。課長は事実上の更迭です。

 厚労省は送別会を主催した老人保健課の課長(51)を減給1カ月としたうえで大臣官房付に異動させました。

 このほか課長補佐など19人を訓告や注意・指導の処分としました。

 あとの3人は自治体などからの研修生のため処分を見送りました。

 また、田村厚労大臣は2カ月分の給与を全額返納します。

 厚労省の調査に対し、課長は「介護報酬の改定が一段落し、頑張ってくれた仲間に感謝の意を表したかったが、浅はかで軽率だった」と話しているということです。

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