鹿児島・諏訪之瀬島 噴火警戒レベルを3に引き上げ[2021/03/31 07:31]

 気象庁は鹿児島県十島村の諏訪之瀬島について、噴火警戒レベルを入山規制の「3」に引き上げました。

 諏訪之瀬島の御岳火口では、30日午後10時5分と31日午前2時57分に弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から1キロ近くまで達する爆発が発生し、噴火活動が活発になっています。

 気象庁は、午前3時30分に諏訪之瀬島の噴火警戒レベルを火口周辺規制の「2」から入山規制の「3」に引き上げました。

 火口から約2キロの範囲で大きな噴石に警戒を呼び掛けるとともに、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて遠くまで降る恐れがあるとして、警戒を呼び掛けています。

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