“アルコール量”のグラム表示 摂取量が一目瞭然![2021/04/01 23:00]

とれたてのバズった話題をお届けする「トレバズ」のコーナー。

(大木優紀アナウンサー)
今日は、これまでのアルコール度数「何%」という表示に加えて、これからアルコール量「何グラム」という表記ができますよという話です。実際にアサヒビールは、ホームページにおとといから順次グラム表示を加えているんです。主力商品のアサヒスーパードライなんですが、これまでの度数の横に、純アルコール量をグラムで表記しているんです。

といいますのも、今回、政府は摂取量を意識してもらうためメーカーにグラム表示を呼びかけているんです。どうですか小松さん!グラム表示で言われるとあっと思います?

(小松靖アナウンサー)
ちょっとピンとこないのと…一方でパーセンテージを言われても実際どれだけ摂取したのかわからないですよね。

(大木アナ)
そうなんですよ。基準がわかれば気をつけられるのかというところで、基準となる数値がこちらです!厚労省が生活習慣病のリスクを高める純アルコール量を表示していまして、1日平均で男性40g以上、女性で20g以上!

(林美沙希アナウンサー)
結構、男女で違いますね。

(大木アナ)
体内の水分量が女性は少ないので、血中アルコール濃度が高くなりやすい。そういった理由があるそうです。男女で結構差があるというのも驚きました。

で、実際にそれぞれの商品のアルコール量を見てみますと、ビール350mlで14g、チューハイ350mlで11.2g、そしてストロング系と言われるチューハイ、美沙希さんこれ350mlで何グラムだと思いますか?

(林美沙希アナ)
え?どれくらいなんだろう?

(小松アナ)
ストロング系って、美沙希さんが好きなやつですよね。

(大木アナ)
そんな事はないと思いますが、どうですか?

(林美沙希アナ)
うーん、30gですかね?

(大木アナ)
答えは、25.2g!先ほどの生活習慣病のリスクを高めるアルコール摂取量が女性で1日20g以上ですから、これを飲んだ次の日はちょっとアルコールを控えた方がいいかなってそういう気をつけ方が大事になってきます。

(林美沙希アナ)
一気に、ストロング系1缶だけで超えちゃうんですね。

(大木アナ)
大体どれくらい召し上がります?

(林美沙希アナ)
そんなに頻繁には飲まないんですが、飲んで2缶…。

(一同)
※爆笑

(大木アナ)
そうするとその日1日は多くなっちゃいますので、翌日は控える方がいいかもしれない。

(小松アナ)
それくらい飲むな。飲む飲む。

(大木アナ)
最近は、家飲みが増えていますからついつい量も増えちゃうんですよね。

(林美沙希アナ)
そうそう、テレワークで飲みすぎちゃうって言いますよね。

(大木アナ)
実際に海外では商品への表示も始まっていまして、こちらオーストラリアのワインなんですが裏のラベルに「スタンダードドリンク7.7」という表示があるんです。このスタンダードドリンクというのは独自の基準でして、1スタンダードドリンクがアルコール量10グラムって事なんです。

(小松アナ)
あ、単位なわけですね。

(大木アナ)
オーストラリアでも1日は4スタンダードドリンクなので40gくらいじゃないのという基準を持っている。そして1週間では10スタンダードドリンクくらい。柳下さんは、あまりお酒が強くないという事ですがいかがですか?

(柳下圭佑アナ)
強くないのでそこまで飲まないですけど、やっぱりわかりやすくはなりますよね。

(大木アナ)
そう、強くない人こそ、これを飲んだら何グラムくらいなのか?知っておくと気をつける事ができますよね。

(小松アナ)
柳下さん、今日から何年目ですか?

(柳下アナ)
4年目になりました!

(大木アナ)
そして、このアルコール量のグラム表示について4大メーカーに伺いました。ホームページへの記載はアサヒがおとといから。キリンは6月中旬から開始。そして商品への記載なんですがキリンが2024年までに開始するという事で、他のメーカーもいずれ開始する方針で動いていくそうです。

うまく利用して、無理のない範囲でお酒は楽しみたいですね!以上トレバズでした。

(「スーパーJチャンネル」4月1日放送分より)

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