なぜ先着順に?八王子“ワクチン受付”倍率は約82倍[2021/04/06 13:09]

 高齢者のワクチン接種の受付が、東京・八王子市などで始まりました。先着順の募集に申し込みが殺到しました。

 八王子市は、5日午前9時から65歳以上の高齢者を対象としたワクチン接種の予約受け付けを開始しました。

 しかし、受付は先着順で、インターネットでの予約は開始からわずか30分、電話での受け付けも1時間半で締め切られました。

 というのも、八王子市には高齢者が16万人住んでいるのに対して、今月分のワクチンは1950回分しか確保されていないのです。単純計算すると、倍率は約82倍です。

 自治体によっては、高齢者施設の入所者や職員から接種を始めるところもありますが、八王子市は、施設には市外の入所者も多く、市民を優先させるため先着順にしたとしています。

 今後のワクチン接種計画について、河野太郎大臣は先週、「5月10日からの2週間までを合わせると、全国の高齢者の約半分の1回目に十分な回数を、必要なら自治体に供給することができる」と述べました。

 来月下旬までには、全国の65歳以上の高齢者約3600万人の半数が、1回目の接種を行える量のワクチンが供給されるといいます。

 厚生労働省は、最終的に、高齢者全員に2回分のワクチンを供給できるのは6月末になるとの見通しを示しています。

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