カメラを使った新しいイノシシ研究 環境省も導入[2021/04/07 11:44]

 農業被害などが深刻となっているイノシシについて、カメラの映像を分析して個体数や被害予測などを算出する新たな研究が進められています。

 イノシシは全国で年間40億円以上の農業被害を出すなど国の管理が必要な動物に指定されていますが、その生態や生息数の把握は難しいとされています。

 日本大学の中島啓裕准教授はこの課題を克服し、映像から高い精度で個体数などを推定する新しい分析法を導入しました。

 日本大学・中島啓裕准教授:「イノシシは3頭も4頭も産むので、個体数が増え出すと歯止めなくどんどん増えていく」

 出没しやすい場所や生息数の変化を調べ、被害の予測も可能になるということです。

 環境省は帰還困難区域で行っている捕獲事業にこの分析法を採用しました。

 福島第一原発事故によって4年前まで避難指示が出ていた福島県浪江町でもイノシシが家屋に侵入する被害が続いていて、小泉環境大臣は住民が安心して生活ができるよう対策を進めたいとしています。

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