2年目の信金職員 高齢女性を詐欺から救う[2021/04/08 02:20]
埼玉県所沢市で高齢の女性を詐欺の被害から救った信用金庫の19歳の職員が警察から表彰されました。
飯能信用金庫で窓口の業務をしている石原沙樹さんは先月22日、窓口に来た80代の女性が多額の預金を引き出そうとしていることが気になりました。
女性は「孫の結婚資金のため」などと話しましたが、話の辻褄の合わない点があったことから、石原さんは振り込め詐欺ではないかと感じて上司に報告し、上司が警察に通報しました。
警察によりますと、女性は息子をかたる人物から「大切な書類をなくした。100万円用意してほしい」という嘘の電話を受けていました。
石原さんは信用金庫に勤めて2年目で、「地域の大切な顧客の預金を守れてよかった」と振り返りました。
表彰した所沢署の赤星署長は「今後も地元の協力をもらい、被害を減らしたい」としています。
▲このニュースはテレビ朝日が開発した「AIxCGアナウンサー 花里ゆいな」がお届けしています。