東京「5月半ば4000人」試算も…“まん延防止”準備[2021/04/08 14:31]

 東京都では7日、555人の感染者が確認され、2カ月ぶりに500人を超えました。小池百合子知事は「まん延防止等重点措置」の要請を検討する方針です。

■第3波超も…東京“まん延防止”検討

 小池知事は7日、感染者数のシミュレーションを発表し、新規感染者数が今後、1.5倍のペースで増え続けた場合、年末年始の第3波を超える数字になる恐れがあると明らかにしました。

 小池知事は「陽性率が上がってきていることを考えたら(新規陽性者数が)一週間に50%増加すると5月半ばには4000人、そのような数字がはじき出されます」と話しました。

 そして、小池知事は「いわゆる『まん延防止等重点措置』と言っていますが、要請に向けた準備に入る段階だと考えております」とも話しました。

 関係者によりますと、政府は、週内にも追加の決定をする方向で検討に入ったということです。

 日本医師会も、東京を始めとした、首都圏の感染拡大に強い危機感を訴えています。

 日本医師会の中川俊男会長は「3週間遅れで宣言を解除した首都圏、1都3県やその周囲、ここでも感染者の急増が間近に迫っていると考えるべきです。これまでで“最大の危機”だと思います」と話しました。

■“変異ウイルス”過去最多30人を確認

 感染拡大が止まらないなか、脅威となっているのが変異ウイルスです。

 7日、東京都では、過去最多となる30人の変異ウイルスの感染者が確認されました。

 その全員が、イギリス型に代表される「N501Y」という変異ウイルスでしたが、それは厚生労働省がスクリーニング検査の対象としているのが「N501Y」のみだからです。

 都は、少ないと言われていた「N501Y」が増えていることに、警戒を強めています。

 小池知事は「ちょうど新年度が始まり、人の動きもある中で西村大臣もおっしゃるように、関西との行き来は控えてほしいという話もある」と話しました。

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