家族の世話「一日7時間超」子どもの1割 学業に支障[2021/04/12 19:53]
一日に7時間以上、家族の世話をしている子どもがいることが分かりました。
学校に通ったりしながら両親や祖父母の介護や、きょうだいの世話をしている18歳未満の子どもは「ヤングケアラー」と呼ばれ、学業などに支障が出る恐れが指摘されています。
厚生労働省の調査によりますと、中学2年生の17人に1人が「世話をしている家族がいる」と答えました。
世話をしている家族は、きょうだいが最も多く61.8%で、父母、祖父母と続きました。
一日に世話に費やす時間が「7時間以上」と答えた子どもも1割いました。厚労省は今後、支援策をまとめる方針です。