ワクチン接種の高齢者 重い副反応の報告なし[2021/04/13 11:58]

 高齢者向けの新型コロナワクチンの接種が12日に始まりましたが、厚生労働省によりますと、13日朝までに「アナフィラキシー」などの重い副反応とみられる報告は来ていないということです。

 女性は12日午後、東京の八王子市でワクチンの接種を受けました。

 13日朝、起きた時に接種した左腕に軽い痛みがあったといいます。

 きのう接種した女性(74):「きのうの午後6時くらい。腕を上げるのが、ちょっと重い感じ。けさ起きたら腕は痛かった。この辺がちょっと重いような感じ。洗濯物を干す時に上がらないかな。あとは全然、大丈夫」

 高齢者向けのワクチンの接種は12日に一部の自治体で始まり、総理官邸によりますと、全国で1139人が接種を受けました。

 厚労省には13日朝までに重い副反応の報告はないということです。

 厚労省の調査では、接種後に多くの人が腕の痛みを感じますが、発熱や頭痛は若い人に比べて高齢者は出にくいとされています。

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