原発処理水 放出前後も「厳しくモニタリング」[2021/04/14 12:01]

 福島第一原発で発生した処理水を薄めて海に放出する方針が決定されたことを受け、原子力規制委員会は14日、厳格にモニタリングする方針などを決めました。

 政府は13日、福島第一原発でたまり続ける処理水に含まれる放射性物質「トリチウム」を国の基準の40分の1に、WHO(世界保健機関)が示す飲料水基準の約7分の1まで薄めて海に放出する方針を決めました。

 これを受け、規制委は東京電力が今後提出する排水設備の建設計画などについて、公開の審査会合を開いて審査することを決めました。

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