葛飾区が生理用品を配布 コロナ禍で困窮の女性に[2021/04/18 12:11]

 新型コロナウイルスの影響で収入が減って生活に困っている女性のために、東京・葛飾区が18日に生理用品の無料配布を始めました。

 葛飾区は防災用に備蓄していた生理用品を必要な女性に配ります。

 区内に住む女性が対象ですが、プライバシーを考慮して身分証明書を見せる必要はありません。

 備蓄の生理用品は800セットあり、18日から6日間、区役所や地区センターなど一日ごとに場所を変えて先着順で配布します。

 葛飾区福祉管理課・吉田峰子課長:「すぐにできることは何かということで、今回、防災備蓄の配布をすることにした」

 生理用品を巡っては新型コロナウイルスの影響で収入が減って買えない女性が増えていて、「生理の貧困」として問題になっています。

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