解説! 「まん延防止」と「緊急事態」何が違うの?[2021/04/19 17:25]

 東京都は21日以降、「緊急事態宣言」を要請するかもしれないという状況になっています。今、適用されている「まん延防止措置」とは一体、何が違うのでしょうか。

 様々な違いはありますが、例えば「対象地域」です。まん延防止措置では知事が市区町村を指定することになっていて、今は大阪府だと大阪市。東京都だと23区と6つの市に出ています。それが緊急事態宣言になると対象が広がります。

 また、私たちの暮らしに大きく影響してきそうなのが「飲食店などへの対策」です。現在、まん延防止措置の対象地域では酒類を提供する飲食店などに対して午後8時までの時短要請や命令が行われていますが、緊急事態宣言はというと、時短のみならず「休業」の要請や命令も行えるようになります。

 年明け2回目の緊急事態宣言で休業要請は行われませんでしたが、約1年前に初めて宣言が出た時には東京都はカラオケ店やパチンコ店、映画館などに休業を要請していました。

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