豚殺処分用の注射針 獣医師が誤って職員に刺す[2021/04/19 21:00]
豚の殺処分用の注射針を誤って男性職員の太ももに刺しました。
栃木県那須塩原市では豚熱のため、豚約3万7000頭の殺処分が続いています。
県によりますと、18日午後9時前、豚に殺処分用の注射をしようとした獣医師が誤って豚を押さえていた県の男性職員の太ももに注射針を刺しました。
男性職員は救急搬送されましたが、命に別状はないということです。
殺処分は2人1組で行われていました。
県は使用した薬剤について人体に入ると炎症などが起きるとしていますが、薬剤の種類は明らかにしていません。