海洋監視に「無人航空機」海保が導入検討[2021/04/21 23:40]

 海上保安庁は海難救助や海洋監視などを目的とした無人航空機を導入する方向で検討していることを明らかにしました。

 無人航空機に搭載された赤外線カメラの映像では夜間にもかかわらず、巡視船の甲板に10人以上の人がいるのが確認できます。

 海上保安庁はこれまで海難事故や海上監視などへの活用を想定し、遠隔で操縦できる無人航空機の実証実験を行ってきました。

 実験では夜間でも映像がリアルタイムで見ることができ、業務への有効性が確認されたということです。

 21日に会見した奥島高弘長官は「無人航空機は十分に活用できる」などと述べ、来年度以降の導入に向けて具体的な検討を進めていくことを明らかにしました。

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