派遣看護師が見た大阪の医療ひっ迫「これは災害だ」[2021/04/25 12:16]

 重症病床が逼迫(ひっぱく)している大阪府に派遣された山梨県の看護師が取材に応じ、「患者の数に圧倒されている」と厳しい現状を訴えました。

 山梨大学医学部付属病院・山本雅弘さん(33):「(患者の)数には圧倒されます。今、起こっていることは災害だなと思う」

 熊本地震で災害派遣の経験もある山本さんは山梨大学医学部付属病院から「大阪コロナ重症センター」に派遣されました。

 現在、府内外から派遣された約100人の看護師で対応しています。

 山梨大学医学部付属病院・山本雅弘さん:「普段であれば何げなくできることも物を1つ探すところから始まる。急造のスタッフのなかではコミュニケーションが一番重要」

 最大30人の患者を受け入れ可能ですが、そのためには看護師約20人が必要になるということです。

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