感染研 インド由来変異ウイルスの実態把握へ[2021/04/26 23:54]

 国立感染症研究所はインドで感染が広がっている変異ウイルスについて、ワクチンの効果が低下する可能性があるとした一方で、現段階では感染性など未知の部分が多いと評価しました。

 感染研が26日に公表したレポートによりますと、インド由来の変異ウイルスはこれまでに国内で1例、空港検疫で20例が確認されています。

 このウイルスには2つの変異があるいわゆる2重変異と呼ばれるものと1つの変異のものの2種類があるということです。

 さらに、従来のウイルスより感染力が強く、ワクチンの効果が低下する可能性もあると評価しています。

 現段階では未知の部分が多く、感染研は「注目すべき変異株として引き続き実態を把握していく」としています。

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