東京の宣言解除は「1日100人以下」日本医師会[2021/04/28 17:30]

 東京都の緊急事態宣言について、日本医師会の中川会長は一日の新規感染者が100人以下になってから解除すべきとの考えを示しました。

 中川会長は4都府県に出されている緊急事態宣言について「これまでとは違い期間が短い」として、新規の感染者よりも遅れて増えてくる死亡者や重症者の数が期間中に下がり切らない可能性があると指摘しました。

 そのうえで、宣言の解除について「期間で決めるのではなく陽性者数の減少や病床の使用率の逼迫(ひっぱく)が解消されてからにするべきだ」と述べました。

 具体的には東京都の解除は一日の新規感染者が100人以下になってからとの目安も示しました。

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