「国立公園」魅力向上に取り組み 入域料など検討[2021/04/29 09:22]

 環境省と農林水産省は、国立公園への観光客の増加を目的に栃木県の日光などを重点地域に指定し、魅力の向上に取り組むことを決めました。

 小泉環境大臣:「国立公園に入ったと実感ができる。大自然に感動する。利用者の皆さんの機会の提供を増やしていく」

 小泉大臣と野上農林水産大臣は28日に会見し、国内に34ある国立公園のうち、栃木県の日光や北海道の知床などを重点地域にすると発表しました。

 自然保護を厳格にして魅力を向上させ、体験などを通じて観光客の増加を図ります。

 また、国立公園に立ち入る際に料金を徴収する入域料や利用者の人数制限についても現地の職員や自治体で議論していくということです。

 野上大臣は「地域の活性化にもつなげていきたい」としています。

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