今年は「母の月」で! コロナ対策で「母の日」分散[2021/05/04 20:10]

とれたてのバズった話題をお届けする「トレバズ」のコーナー。

(田中萌アナウンサー)
明日5月5日はこどもの日、それが終わると5月9日の日曜日には母の日がやってきますが、皆さん何か準備していますか?

(小松靖アナウンサー)
あれ?もう母の日だったんですね?

(大木優紀アナウンサー)
大体、10何日のイメージだったので、今年は曜日の並びで早く感じますよね。

(田中萌アナ)
今年は5月1日が土曜日でしたので、すぐ9日には母の日が来てしまうんです。

(柳下圭佑アナウンサー)
完全にうっかりしていました。準備は何もしてないですね。今日このテーマで良かったです。

(田中萌アナ)
連休が終わったらすぐやってくるのでまだ準備ができてないという方も多いと思いますが、焦らなくても大丈夫です。日本花き振興協議会によりますと、今年は、母の日を5月9日の1日だけではなくて、5月1日から31日まで1カ月を通してお母さんに感謝を伝える期間、「母の月」にしようと呼びかけています。その背景にはコロナがありました。例年、母の日にはプレゼントを買おうと多くのお客さんが来て密状態になっていたんですね。それを回避する為、また緊急事態宣言で休業中の生花店への配慮もあるそうです。実はこの「母の月」は去年も実施していまして、生花店では去年も母の日を過ぎてからの注文が多くみられたそうです。

例えば、こんなギフトもあります。都内に2店舗、さらにネット販売もしているユー花園さんでは「遅れてごめんね、母の月フラワーギフト」を販売していて、去年も売っていて大好評だったそうです。価格は3500円から。飾りやすいようにバスケットにカーネーションだったりバラだったりが入っているものです。

ただ今年カーネーションに異変が起きています。卸売価格が上がっているんです。5月3日の平均高値は1本150円。去年より1割ほど高くなっているんですね。その高騰の背景にあるのがやはりコロナ。国内のカーネーションの流通は、コロンビア産で多くまかなわれているんです。

(大木アナ)
へー!そんな遠くから来てるんですね。

(田中萌アナ)
国内のカーネーションだけですと数が足りないということでコロンビア産が多く流通しているんですが、今コロナの影響で貨物便が少なくてカーネーションの確保が難しい。また現地コロンビアでは悪天候で出荷量が少ないということで3月ごろからカーネーションの価格が高くなってしまっているそうです。先程紹介したユー花園さんはこう言っていました。「仕入れが高くなっている分、店としては厳しいがお客さんの為に今年も例年通りの値段で販売している」。確かにカーネーションは小さいお子さんも一輪買ったりしますから企業のこうした努力はありますね。

(「スーパーJチャンネル」5月4日放送分より)

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