皇后・雅子さま「御養蚕始の儀」で皇居へ[2021/05/06 11:22]

 皇后さまが6日、明治時代から続く蚕の飼育のため皇居に入られました。

 皇后さまは午前10時前、にこやかに手を振りながら皇居・半蔵門に入られました。

 皇居では、蚕の飼育を始めるにあたって神に祈る「御養蚕始(ごようさんはじめ)の儀」に臨まれます。

 明治時代以降の皇后は代々蚕の飼育に取り組んでいて、皇后さまは去年それを引き継ぎ、重さ30キロほどの繭を収穫されました。

 宮内庁によりますと、今年は去年と同じく感染症対策のために育てる蚕の種類を1つに絞り、泊まり込みで飼育する職員も減らして1人にするということです。

こちらも読まれています