シジュウカラのヒナ誕生…ワンオペ育児は大変 広島[2021/05/07 07:43]

 広島の町でシジュウカラのヒナが生まれ、親鳥はワンオペ育児に奮闘中です。

 先月26日に生まれたシジュウカラのヒナたち。親鳥が帰ってきた瞬間、「餌(えさ)くれー、餌をくれー」と黄色い口を目いっぱい広げ、餌をおねだりしています。

 北広島町に住む加藤正文さんは、5年前から自宅の敷地に巣箱を作り始め、それ以来、毎年、シジュウカラが卵を産みに来るようになったということです。今年も2つの巣箱で9個以上の卵を産んだそうです。

 生後3日目のヒナたちは鳴き声もまだ小さいですね。親鳥が取ってきた餌をヒナに与えますが少し大きかったかな、一生懸命、口を動かすものの、なかなかかむことができません。

 そして、食事が終わると、お尻を親鳥の方に向けてふんを片付けてもらいます。親鳥のワンオペ育児はなかなか大変そうです。

 撮影した加藤さんによりますと、去年は1つの巣箱にヘビが忍び込み、ヒナは1羽残らず食べられてしまったということです。

 今年は、周辺にヘビ除けの薬を設置して対策は万全。

 シジュウカラのヒナたちも、たくさんの餌を食べてこのまま順調に育てば、今月末にも親元を巣立つ可能性があるということです。

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