「奄美・沖縄」の世界自然遺産登録を勧告 ユネスコ[2021/05/10 18:24]

 政府が「世界自然遺産」に推薦している「奄美・沖縄」について、ユネスコの諮問機関が登録は妥当とする勧告を出しました。

 日本政府は「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」について、イリオモテヤマネコやアマミノクロウサギなど希少な固有種が生息し、生物多様性の保全上重要だとして世界自然遺産に推薦していました。

 ユネスコの諮問機関「IUCN(国際自然保護連合)」は10日午後、この地域の世界自然遺産への登録が妥当だとする評価結果を勧告しました。

 7月に開催されるユネスコの委員会で正式に登録される見通しです。

 国内では知床、白神山地、屋久島、小笠原諸島が登録されていて、これで5例目となります。

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