変異ウイルスが9割以上に 関西や北海道でほぼ100%[2021/05/13 06:21]

 国立感染症研究所は、新型コロナウイルスがほぼ全国で従来型から感染力の強いN501Yの変異ウイルスに置き換わったと分析しました。

 厚生労働省で開かれた専門家会議で国立感染症研究所は、感染者のうち、関西や北海道、福岡ではほぼ100%が、関東でも9割がN501Yを持つ変異ウイルスだったと報告しました。

 変異ウイルスのなかでもイギリス型は従来型に比べて重症化リスクが1.4倍高く、40歳から64歳でその傾向が強いということです。

 また、インド型にはこれまでに国内で4人と空港検疫で66人の感染が確認されたということです。

 感染研は今後、インド型を検出するPCR検査を始めて監視体制を強化するとしています。

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