埼玉・寄居町で町長や職員約100人がワクチン接種[2021/05/14 23:31]

 埼玉県寄居町で町長ら職員約100人が新型コロナウイルスのワクチンを接種していたことが分かりました。

 埼玉県寄居町・花輪利一郎町長(76):「ワクチン接種従事者については接種を受けることは間違ってない」

 寄居町の花輪町長は会見でこう話し、町長など職員約100人がワクチンを接種したと明らかにしました。

 町では90歳以上の高齢者への接種を行うにあたり、町長を含む職員が移動や接種の介助を行っています。

 感染拡大を防ぐ目的で高齢者向けのワクチンを職員に接種したということです。

 町長もすでに2回目の接種を終えています。

 町民への事前の案内はありませんでした。

 町民:「別に問題にするほどのことでもない。いずれは打つでしょうから。医療従事者に準ずるとか、それは当然と思いますよ」「100人っていうのはちょっと…多すぎないかという感じにはなる。なんでも医療従事者というと本当に医療の方に失礼、ちょっと意味合いが違うかなと」

 町は接種に関わる職員は「医療従事者等」であり、対応に問題はなかったとしています。

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