東京都は新型コロナウイルスの感染者のうち、新たに11人が死亡したと発表しました。一日の発表数として10人を超えるのは約1カ月半ぶりです。
15日の東京都の新規感染者は10歳未満から90代の772人でした。
先週の土曜から349人減りました。
一方、直近7日間の一日あたりの平均は876人で、前の週と比べると112.9%となりました。
重症患者の数は前の日より1人増えて85人となりました。
また、都は50代から90代までの男女11人の死亡を発表しました。
一日の発表数として10人を超えるのは3月31日以来、約1カ月半ぶりです。
ただ、そのうち8人は2月から4月にかけて亡くなっています。
死亡者の発表について、都は当日亡くなった人の数ではなく、情報を整理したうえで、その日に公表できる人数を発表しています。
都の担当者は感染者数について、緊急事態宣言が出てゴールデンウィークの人流が減った影響が出ている可能性があると分析するとともに、「772人は決して少なくない数字。数字を見て気を緩めるのではなく、引き続き感染対策の徹底をお願いしたい」としています。
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