東京都 コロナ対策で4200億円の補正予算案[2021/05/17 23:00]

 東京都は17日、新型コロナワクチンの接種を行う医療機関に対する協力金の費用などを盛り込んだ4200億円規模の補正予算案を発表しました。

 東京都が発表した新型コロナ対策のための補正予算案の総額は4265億円です。

 このうちの58億円は、通常の診療に代わって高齢者へのワクチン接種を行う地域の診療所などへの協力金の費用として計上されています。

 支給額は一日あたり17万5000円で、一日に60回程度の接種が想定されているということです。

 財政的な支援をすることで診療所やかかりつけ医の「個別接種」を増やし、すべての区市町村で7月末までの接種完了を目指すとしています。

 このほか、飲食店の時短や休業の影響で売り上げが減少した卸売業者や小売業者を支援するための費用として202億円が盛り込まれました。

 東京都が新型コロナ対策のために補正予算を組むのは27回目で、総額4兆2417億円に上ります。

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