伊能忠敬の地図、新たに発見 「文化財的価値高い」[2021/05/18 16:11]

 伊能忠敬の日本地図が新たに3枚見つかりました。

 見つかった地図は「小図」と呼ばれ、北海道と東日本、西日本の3つに分けて描かれています。

 去年7月、北九州市のゼンリンミュージアムに寄贈されたもので、調査したところ、1821年に幕府に提出されたものと同じ時期に伊能忠敬測量隊が作成した地図だと確認されました。

 日本地図学会・鈴木純子名誉会員:「世界にたった3種類しかない小図。その意味で文化財的な価値が非常に高い」

 幕府に提出されたものは明治初期の火災で焼失しています。

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