光触媒技術で新型コロナ99.9%不活化 東大チーム[2021/05/21 07:00]

 東京大学などの研究チームが光触媒と呼ばれる技術を使って新型コロナウイルスの感染力を失わせることができるという研究結果を発表しました。

 東京大学の間陽子特任教授によりますと、新型コロナウイルスを浮遊させた箱の中の空気を光触媒を使った空気清浄機で20分間、循環させたところ、感染力が99.9%減少しました。

 光触媒は光を当てることで化学反応を起こす技術です。

 ウイルスが細胞に侵入する際に必要なSタンパク質が光触媒技術で発生した活性酸素によって分解されたことが要因の一つだとしています。

 発生する活性酸素はごく微量で、空気清浄機の中にとどまり、すぐに別の分子に変わるため、人体に影響を及ぼすことはないとしています。

 東京大学・間陽子特任教授:「病院とか空港だとか学校だとか、そういう空間で利用できるだけでなくて、トイレとかタオルとか空気清浄機、加湿器などにも使用が可能であるというふうに考えられます」

 この光触媒技術は変異株への効果も期待できるとしています。

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