「セコム」子会社の63歳会長がワクチン接種[2021/05/22 18:59]

 警備会社大手の「セコム」の役員で子会社の会長が、医療従事者向けの新型コロナウイルスのワクチンを接種していたことが分かりました。

 ワクチンを接種したのはセコムの役員で子会社「セコム医療システム」の布施達郎会長(63)です。

 セコムによりますと、布施会長は千葉県松戸の新東京病院から「接種の辞退者が出て、ワクチンが余っている」と3月初旬に連絡を受け、3月13日と4月1日にワクチンを接種しました。

 セコム医療システムはセコムの聞き取りに対し、「外部の医師と会う機会が多く、他の人にうつさないために接種した、貴重なワクチンを無駄にしないためだった」などと説明しています。

 セコム医療システムはホームページで「配慮にかける行為をしてしまって申し訳ない」とコメントしています。

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