ペットも熱中症に…飼い主に知ってほしいこと[2021/05/25 18:10]

コロナ禍でペット需要が高まる中、これからの季節、熱中症に注意が必要だとして、
環境省が初めてポスターを作り注意を呼び掛けています。

■小泉大臣
「自動車の中に取り残された場合、短時間であっても熱中症のリスク
命の脅かされるリスクが非常に高いです。」

イヌを車に置いて離れる女性。
小泉大臣が指摘したのは、こうした状況です。
先週、環境省は、ペットの熱中症についてポスターを作り初めて注意を呼びかけました。
特に注意を呼び掛けているのが、車の中にペットが放置されるケースです。
どうして今、ペットの熱中症なのでしょうか

■小泉大臣
「(5月の時点で)すでに暑くなっている。
イヌ・ネコは体温調節が難しい。
改めてご理解いただくことで救える命を救っていかなければならない。」

これはペット保険会社が調べたイヌの熱中症の件数です。
年間に965件あり、5月以降、急激に増加していることがわかります。

横浜市にある動物病院です。
毎年この時期になると熱中症について飼い主に声を掛けています。

■井上院長
「はぁはぁしてきたり、よだれが垂れたりしてくると
 熱中症を疑ってあげてください」

飼い主からはこんな相談も…

■飼い主
「ハウスにずっとカバーをかけてるんです。
暗く寝やすいと思って夏は開けといた方がいいんですかね」

■井上院長
「そうですね。やっぱり通気性が高い方がいいと思います。」
「風通しよくしてあげてください」

飼い主やペットと真摯に向きあう井上院長。

「心臓が悪いと肺とか呼吸器が悪くなって
熱中症重症化しやすくなるので十分気を付けて
様子がおかしいなと思ったら、すぐ病院の方いらしてください」

熱中症が重症化してから運ばれてくるケースをこれまでもみてきました。

■井上院長
「ぐったりしているケースの場合は、着の身着のまま病院の方に
来られる方もいらっしゃいますので」

重症化した場合、30%が死亡するという報告もあるペットの熱中症。
防ぐにはどうすればいいのでしょうか?

■井上院長
「散歩も早朝か日が落ちてからがいいと思います」
「地面を手に触っていただいて
熱さを確認していただくのがいいかと思います」

家で留守番をしているペットが熱中症になることも

■井上院長
「部屋の温度を下げていただく。
25度くらい湿度は50%。通気性のいい環境が大前提」

井上院長は、飼い主自身がペットについて知ることが
大事だと言います。

■井上院長
「動物の強さは我慢強さだと思う
見た目普通に見えても我慢していると思う」
「常日ごろから健康管理していただいて
少しの異変があったときは、かかりつけの病院に問い合わせて」

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