五輪組織委 入国1432人の待機緩和[2021/05/31 23:44]

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は東京大会に関連してこれまでに1649人が入国し、そのうち1432人について14日間の隔離措置が緩和されていたことを明らかにしました。

 組織委員会によりますと、1月から5月の中旬までにテスト大会に出場する選手やコーチ、報道や競技会場の整備の関係者など1649人が入国しました。

 入国した人は14日間の隔離措置が必要ですが、このうち1432人は14日間の隔離措置が緩和されたということです。

 緩和された大会関係者については原則として入国した次の日から3日間PCR検査を受け、4日目に初めて仕事の現場などを訪れることを認めています。

 緩和されても入国から14日間は自由な行動はできず、コンビニ店などに行くことはできません。

 選手らは入国した日から練習ができますが、滞在中は原則として毎日、PCR検査を受けます。

 組織委員会は大会関係者らが夜に外出しないように常にホテルの出入り口を管理しているということです。

 組織委員会は入国した関係者のうち無断外出した人は1人もいないとしています。

 また、入国後の検査で新型コロナの陽性となった人はいないということです。

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