処理水放出「8月中旬ごろまでに計画申請を」規制委[2021/06/09 23:26]

 原子力規制委員会の更田豊志委員長は福島第一原発の処理水について、東京電力は8月中旬ごろまでに計画を作成し、規制委に申請するべきだとの認識を示しました。

 原子力規制委員会・更田豊志委員長:「正直に申し上げると、夏まで大体、お盆の時期っていうのが一つの時期ですけど、その時期くらいまでには申請してほしい」

 政府は4月、放射性物質のトリチウムを含む処理水を大幅に薄めて海に捨てる方針を決定しました。

 具体化するには実施計画を作り、規制委員会の認可を受ける必要がありますが、2カ月近く経っても東京電力から申請はありません。

 海洋放出の期限までは2年を切っていて、実現の可能性について疑問の声も上がっています。

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