ワクチン6400回分廃棄へ 冷凍庫の温度上昇で[2021/06/14 06:26]

 川崎市で新型コロナのワクチンを保管する冷凍庫の温度が上がり、約6400回分のワクチンを廃棄することが分かりました。

 廃棄されるのは川崎市の管理拠点で冷凍で保管されていた、約6400回分のファイザー社製のワクチンです。

 市によりますと、13日朝、冷凍庫の警報音が鳴り、市の職員が確認したところ、2日前の午後から冷凍庫内の温度が上がっていて、最も高い時で9度を超え、その後、マイナス15度に下がっていました。

 再冷凍は禁止されているため、市はワクチンの廃棄を決めました。

 接種した人はいないということです。

 温度が上がった原因は分かっていませんが、メーカーのEBAC社は冷凍庫の製造過程に不具合があったとして、12日から回収・交換を呼び掛けていました。

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