児童ら1212人が集団食中毒 給食の牛乳が関係か[2021/06/19 23:17]

 富山市は市内の小中学校などで児童や生徒らが腹痛などの症状を訴えた集団食中毒について、給食で出された牛乳との因果関係を指摘しました。

 富山市では16日夕方から複数の小中学校の児童や生徒らが相次いで腹痛や下痢などの症状を訴えました。

 市は19日の会見で、症状を訴えているのは24の小中学校と保育施設の児童や生徒、職員ら1212人に上っていることを明らかにしました。

 いずれも給食で市内の内田乳業から納入した牛乳を飲んでいて、保健所はこの牛乳が集団食中毒と何らかの関係があると述べました。

 富山市:「(タンクの出口付近から配管で)洗浄が不十分な箇所がみられた。それが原因かというのはまだ分かっていない。現在、分析しているところ」

 市は内田乳業を営業禁止の行政処分としています。

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