東京都「まん延防止」移行 条件付きで酒提供可能に[2021/06/21 12:11]

 緊急事態宣言が解除された東京は21日、まん延防止等重点措置に移行しました。都内では独自の条件を満たせば約2カ月ぶりに飲食店で酒の提供ができるようになりました。

 20代建設業:「とてもうれしい半面、店に行くと皆さん、マスクも外すので、まだ家で飲みたいなと」

 50代会社員:「お酒を飲んだら楽しいし、話も弾むし、時間のなかでというのは難しいのでは」

 東京・新橋の店では20日までの緊急事態宣言の間、酒は提供せず、午後8時までの営業を続けてきました。

 一日の売り上げは例年の5%ほどに落ち込んでいて、酒が提供できるようになったことで売り上げの回復に期待を寄せています。

 根室食堂・平山徳治店長:「酒類を提供できるのはちょっと安心した。うれしいですね」

 ただし、酒を提供できるのは午前11時から午後7時までで、2人以下の客に限ります。

 また、酒を飲む客が滞在できる時間は90分までです。

 根室食堂・平山徳治店長:「ここで90分飲んだら次に行こうというはしご酒の(恐れがあるのでは)」

 東京都は感染状況が悪化すれば、再び酒の提供を全面停止にするとしています。

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