「過労死ライン」20年ぶりに見直しへ 厚労省[2021/06/22 14:53]

 20年ぶりに、過労死の認定基準が見直しとなりそうです。

 現在、過労死を判断する残業時間の基準は、月平均で80時間を超える場合などとされていて「過労死ライン」と呼ばれています。

 22日、厚生労働省の検討会で「過労死ライン」を下回る場合でも、休日のない連続勤務や次の勤務までの時間が短い場合など、労働時間以外の負荷が認められる場合は、業務と発症との関連性が強いとして、これを踏まえた労災判断をすべきとの案が示されました。

 検討会では、この案をもとに来月にも提言をまとめたいとしています。

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