不妊治療で初のガイドライン 推奨治療なども[2021/06/23 17:40]

 政府が来年4月に保険適用を目指している不妊治療について、日本生殖医学会が初めて治療のガイドラインを発表しました。

 ガイドラインは医療従事者向けで、国内外の文献や専門家の知見などをもとに不妊治療を行う医療機関に求められる要件や推奨する治療などがまとめられています。

 政府は来年4月に不妊治療の保険適用を目指していて、学会にガイドラインの作成を求めていました。

 学会によりますと、これまで不妊治療は自由診療だったため、十分な根拠がないまま新たな治療法が導入されたり、有効性や安全性が明らかでない治療があったりしたということです。

 学会は「質の担保された医療が適切に提供されるよう役立ててほしい」としています。

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