国内で37人に変異型「デルタプラス」確認 厚労省[2021/06/25 13:52]

 厚生労働省は、インドで広がった変異ウイルスに新たな変異が加わった「デルタプラス」と呼ばれる変異ウイルスが、国内で37人に確認されたと明らかにしました。

 厚労省によりますと、デルタプラスと呼ばれる変異ウイルスは、国立感染症研究所が行ったゲノム解析で21日までに国内で37人に確認されたということです。

 デルタプラスはインド型の変異ウイルスにさらに変異が加わったもので、従来のインド型と比べて感染力や重症度、ワクチンの効果などがどの程度異なるかは分かっていません。

 すでに国内で行われているスクリーニング検査で検出できるため、厚労省は従来の水際対策などで監視を続けながら情報収集や分析をするとしています。

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