“大麻で検挙”5000人超え最多「大麻乱用期」と危惧[2021/06/25 14:53]

 厚生労働省によりますと、去年の大麻事件での検挙人数が5000人を超え、過去最多を更新しました。7年連続の増加です。

 厚労省は今月25日、2020年の薬物情勢を公表しました。

 それによりますと、去年大麻で検挙された人数は前の年から690人増加し5260人と過去最多を更新しました。

 7年連続の増加で、6割以上が30歳未満と若年層の多さが目立ち厚労省は「大麻乱用期」とも言える状況だとしています。

 また、覚醒剤での検挙人数は8654人で前の年に引き続き1万人を下回る一方、コカインやMDMAなどの合成麻薬の押収量は1年間で大幅に増加したということです。

 担当者は、若者に伝わるような広報啓発活動に力を入れて乱用防止に努めたいとしています。

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