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「薬のまち」として知られる富山市で、薬売りが得意先に進物・贈り物として配った「売薬版画」の企画展が開かれています。
300年以上の歴史がある越中富山の薬売り。
「富山市郷土博物館」には、江戸時代や明治時代の薬売りが得意先に配った浮世絵版画56点が展示されています。
描かれているのは、歌舞伎の名場面を描いた「役者絵」や文明開化の世相を描いた「開花絵」などです。
最盛期の明治20年代には、富山で20軒近い版元が営業していたということで、数多くの売薬版画が現代に伝えられています。
明治30年代になると雑誌や写真などの普及で浮世絵版画は衰退し、贈り物は子ども用の紙風船などに変わっていきました。
企画展は来月11日まで開かれています。
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