三浦雄一郎さんが富士山で聖火リレー[2021/06/27 12:08]
東京オリンピックの聖火リレーは山梨県の2日目を迎え、冒険家の三浦雄一郎さん(88)が富士山を走りました。
三浦さんは1966年、スキーで富士山の頂上からの直滑降に成功した経験を持ちます。
富士山の5合目で聖火を受け取った三浦さんは、息子の豪太さん(51)のサポートを受けながらゆっくりと登っていきました。
去年6月には、100万人に1人が発症するという頸髄(けいずい)硬膜外血腫を患いました。
しばらくはまひのため寝たきりの状態でしたが、聖火リレーを目標にストックを使って歩くなどリハビリを続けてきました。
三浦さんは80歳だった2013年に3度目のエベレストへの登頂を果たしたことを踏まえ、「このリレーは私自身にとって新たなエベレストです」とコメントしています。