東京は再び増加傾向　緊急事態の再宣言「分析必要」[2021/06/29 15:36]

　東京都の感染状況がリバウンド傾向にあることについて、田村厚生労働大臣は「再び緊急事態宣言をすぐに出すことが効果としてどうなのか分析が必要だ」と慎重な姿勢を示しました。

　田村厚労大臣：「緊急事態宣言を漫然とお願いしただけで本当に夜間の滞在人口は減るのか」

　東京都では28日、317人の感染が確認され、9日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。

　田村大臣はこれまで「再び感染が拡大すれば再度の緊急事態宣言も念頭に置いている」としていました。

　しかし、前回の緊急事態宣言では、期間中に夜の人出が増えていたことから、29日の会見では「再び宣言をすぐに出すことが効果としてどうなのか分析が必要だ」と話しました。